行則です。
いきなりですが、質問です。
マーケターに必要なものってなんだと思いますか?
・企画力
・コピーライティングスキル
・分析力
・マーケティング知識の理解 etc…
今、Googleで検索したら
上位記事にこんな感じのスキルが書いてありました。
でも、ですね
実は今上げたものの中に答えはありません。
マーケターにとって必要なものは”たった1つ”なんです。
でも、
多くのマーケターはこのことを理解できていないまま、
マーケティングの企画や分析を行っているんですね。
その必要なたった1つとは何か?
それは、
『お客様の理解力』です。
マーケターと言わずとも、
自分でビジネスをされている起業家や経営者だったら
これは本当に必要不可欠なスキル。
で、もうちょっとだけ言わせていただくなら、
まじで!!!
相手の骨の髄まで知り尽くすくらい理解してください。
理解力と聞いて、
「ハイハイ、理解してますよ〜、
今日お客さんに〇〇って言われたもーん」
こんなこと思っているようでは、
2流どころか、3流にもなれないマーケターに
なってしまいます。
まずもって、
マーケティングをする上で、
お客さまのことをしっかり理解していないと、
商品を開発したり、
どのようなプロモーションにしていくかと言う段階で
そもそもつまづいてしまうわけですが、
あなたはお客様のこと
どこまで理解していますか?
大きく分けて、
3種類のマーケターがいるのですが、
まず、1人目のマーケター。
お客様が話していることを
あまり聞く耳持たずに
自分の経験やスキルによって解決しようとしているパターン。
お分かりかと思いますが、
このマーケターはかなりレベルが低いです。
お客様が一所懸命に話してくれているのにも関わらず、
自分の中で全ての解を出そうとしている。
そして2人目のマーケターは、
お客様が発した言葉を全て
鵜呑みにして「そうなんですね」「へえ〜」「さすがです」
みたいな言葉で終わらせてしまうパターン。
例えば、
「こういった〇〇の商品があります、
これは今までの経験上、お年寄りに需要があると思うので
それに向けたプロモーションを考えているのですが、、、」
こう言われたとしましょう。
すると、
「お年寄りに需要があるのですね、わかりました!
それに向けたプロモーション考えましょう」
って言ってしまうレベルのマーケター。
しっかり話は聞いているのですが、
これじゃあ、その案件は事故ってしまうかもしれませんね、、、
で、3人目のマーケターですが、
相手の言葉を自分の中で理解し、
さらにそれに対して、
問題になりそうな点を指摘できるパターン。
先ほどのことを例にとると、
「こういった〇〇の商品があります、
これは今までの経験上、お年寄りに需要があると思うので
それに向けたプロモーションを考えているのですが、、、」
と言われ、まず
「そうなのですね、
〇〇さんのご経験とおっしゃられたのですが、
その内容をお聞かせいただけますか?」
と聞いてみたり、
「お年寄りだと思われた背景には何がありますか?」
「お年寄りと言っても
何歳から何歳をお考えでしょうか?」
とか、
「男女で言えば、特にどちらをターゲットとされていますか?」
のような感じで深掘りを繰り返していくマーケター。
この3人のマーケターのパターンをお伝えしましたが、
どのマーケターが良さそうですか?
おそらく3人目ですよね。
冒頭でお伝えした、
マーケターに必要なスキルは
『お客様の理解力』
この意味がなんとなくおわかりいただけたのではないかなと思います。
なので、
もし、あなたがマーケターやコンサルタントで
クライアントに対して
アドバイスをする仕事をされている場合には
しっかり相手のことを理解してから助言してください。
そして、
マーケターやコンサルタントでなくても
あなたが起業家だったり
会社を経営している場合も、
お客様と話す機会があったりだとか、
アンケートなんかで
ヒアリングをするときは、
しっかり相手のことを理解することに重点を置いてみてください。
それだけで
お客様からの信頼度は一気に上昇しますから。
相手のことをしっかり理解する。
このことがマーケターにとっても、
起業家、経営者にとっても、
一番単純で、一番効果があるものだと思います。
普段の生活から、
『相手のことを理解する』
ぜひ、これを実践してみてください。